【質問9】2025-03-17 junt*****@*****.com

いつもお世話様です。
5年後計算ツールに
3399 山岡家を6.27%で入れました。
すると理論株価が 現在 11_322 => 5年後 8_601に大幅に減ります。
資産価値が約3倍になる一方で事業価値が3割減ります。
6.27% は正(プラス)の値なのになぜ事業価値が減り続けるのでしょうか?
6.27%という数字が低すぎるのかと思い建てばトヨタ自動車を入れてみましたが、トヨタ自動車の場合は5年後理論価値は増えます。
よろしくお願いします。
【回答】
資産価値が利益以上に増えるとROE(自己資本利益率)が下がるため、事業価値は下がります。事業価値を上げるためには、資産価値以上に利益を増やす必要があります。
【質問8】2025-02-28 junt*****@*****.com

お世話様です。
5年後企業価値計算ツールを使って、将来の企業価値について考えておりましたところ、わからないところが2つありますので教えて下さい。
わかりやすくするために極端な例で質問させていただきます。
1.A社とB社、2社とも全く同じ株価、BPS、EPS、1年目~5年目の利益成長率だとします。当然、5年後の理論株価は同じです。
A社は歴史があり配当性向を50%に保っています。一方で、B社は新興企業で成長中なので配当を全く出さす利益を内部留保しています。
B社のBPSは利益が100%内部留保されるので、A社のBPSより向こう5年間高くなっていきます。
このように配当性向の要素を入れないと5年後の理論株価が適切に判断できないように思えるのですが、いかがでしょう?
2.5年後企業価値計算ツールに入力するとき、自己資本比率の欄に決算書からの数字をひとついれるだけです。 先の例でもうしますと、足元A社もB社も自己資本比率が50%なのだが、B社はA社よりも年々自己資本比率が急速に上がっていきます。
先に申しました配当性向の想定数字を入れるところがあれば、5年後企業価値計算ツールが自動的に向こう5年間の自己資本比率を変えてくれるように設定できるのだと思いますが、いかがでしょう。
今の設定では向こう5年間自己資本比率は入力値から変わらないという前提になっていますよね?
よろしくお願いします。
【回答】
ご指摘のように、企業価値計算ツールは、自己資本比率が変わらないことを前提に設計している簡易シミュレーションツールとなります。本格的な将来の企業価値計算には、Excelなどを利用していただければとおもいます。はっしゃんの株入門書でもExcel分析をしているものが何点かございます。よろしくお願いいたします。
【質問7】2025-02-10 junt*****@*****.com

お世話様です。
5年後理論価値計算ツールについて別の質問です。
ツールの利益成長率が既定値10%となっています。
ふと思ったのですが、これは適当に10%としているわけではなく意味のあることではないかと思いました。
理論株価の基準はPER15ですので、その益利回りは 6.67%/年。
つまり利益が毎年6.67%であると期待されているわけです。
経常利益の増が10%であった場合、注意書きにある 'EPSは経常利益から30%引く'としているので、10% => 7%。
ほぼほぼPER15倍の益利回りに等しくなります。
既定値10%は、そういったことからくるのですか?
そして、利益成長率が10%以下の成長率は「PER15の株から期待される利回り」よりも低いので、10%以下の成長率の銘柄はそもそも検討対象から外したほうがよいという考えはあってますでしょうか?
よろしくお願いします。
【回答】
成長株の目安を10%成長としていることから設定していますが、それ以上の意味はありません。
また、10%以下の成長率を外すかですが、今後10%成長になると期待されるものについては外す必要はありません。
従って、評価者次第です。
【質問6】2025-02-09 junt*****@*****.com

お世話様です。
理論株価電卓についての質問です。
自動入力計算を使ったBPS、EPSと決算短信の数字が違うことに関してです。
銘柄コード 1951を例としてお聞きします。
「理論株価を自動入力計算」をタップすると、その上にある数字が以下のように自動でアップデートされます。
1株純資産(BPS) 1507.04円
自己資本比率 51.3%
1株純利益(EPS) 143.50円
一方で、
2025年2月7日に出された決算短信を参照すると数字は以下のとおりでBPSとEPSが異なります。
1株純資産(BPS) 1477.61円
自己資本比率 51.3%
1株純利益(EPS) 123.60円
「超簡単!理論株価電卓で「真の企業価値」を計算する方法」をよく読みました。経常利益 > 純利益にも注意を払いました。BPSは1_497~1.498円になるかもしれませんが、理論株価の計算結果が自動入力計算と決算短信の数字で計算するのとだいぶことなります。
この違いは、株Bizや書籍などでは説明が載っていない、複雑な補正が加えられているということでしょうか? そうであれば、それはそれでよいのですが(そのまま使い続けます)、システムが財務諸表を読み込むときに何らかのエラーを起こしているかも?と気になりました。
ご説明のほどおろしくお願いします。
【回答】
EPSは経常利益の70%で算出するようにしています。
これは電卓のほか、理論株価Webや理論株価チャートRoomも同様で、書籍にも計算方法を書いている場合は、その記載があると思いますのでご確認ください。(記載を省略している本もあります)
【質問5】2024-12-30 junt*****@*****.com

「5年後計算ツール」の現在~5年後のBPSの増加率について。
【回答】
BPSの増加分は、EPS増加分×(1−配当性向)とは限りませんので
こちらの前提条件を勘違いされているようです。
多くの企業が内部留保にせず、新規投資や株主還元に使用しています。
質問が上手く伝わらなかったようなので再度お聞きします。
おっしゃるとおり、新規投資や自社株買いによる株主還元によりBPSは増減します。そして5年間新規投資をしない企業というのもほとんどないでしょう。
しかし、将来の新規投資や自社株買い消却については、現時点ではいつどれぐらいするかわかりませんよね。
ですので、想定できるのは「5年後計算ツール」で利益増加率を例えば10%とし、BPSは単に純利益によって貯まっていく自己資本を加算し、その企業の配当例えば30%を減産するだけだと思いました。
そのように計算すると「5年後計算ツール」のBPSの増加率とかなり差が出てくるので、何かで調整しているのだと思います。
それは例えば利益率の伸びが10%の場合、BPSの伸びは◯%とするのように一律の係数を掛けているのでしょうか? ここでいう一律の係数とは、企業ごとの過去の傾向値ではなくひとつの数字という意味です。
コラム「投資本をたくさん読んでも株式投資で勝てない理由」を読みまして、自分でも頭と手を動かして理解と実践を積まなければ進歩しないということについて、そのとおりだと反省している次第で、この質問を再度お聞きしております。
よろしくお願いします。
【回答】
ツールでは一律でEPSの70%をBPSに加算するようにしていますが、このあたりの細かい数字を気にしないで簡易的に企業価値の目安にする位置づけとしています。
より細かい企業価値にご興味があるようであればExcelなどで検証したり、独自に企業価値計算をすることもできます。拙著の「決算書3分速読からの10倍株の探し方」でもExcelによる企業価値分析を取り上げていますので参考にしてください。
ツールの細かい仕様は、AIなどに盗まれることを防止するため、意図的に隠している部分もありますのでご理解ください。
【質問3】2024-12-15 junt*****@*****.com

お世話様です。
はっしゃん式投資研究室(繰り返し読んでいます。勉強になります)
の中で、はっしゃんさんは「決算期に買う」とおっしゃっています。
11月初旬にたくさんの企業が3Qtrの決算発表をしました。
私は、株Bizに入会してまだ2ヶ月ちょっとぐらいなので、その限りでの経験での質問です。
この2ヶ月を見る限りですが、②のほうが2ヶ月間の株価のパフォーマンスが良いようです。
①「通常の四半期決算発表で理論値が大きく上昇し、株価が上昇した」
②「通常の四半期決算発表以外に、業績上方修正し、株価が上昇した」
はっしゃんさんの経験則からすると、通常の決算期に買うのがベターなのでしょうか? それとも単に業績を上方修正する企業はそれほど頻繁にないので選択肢が少ないというようなことでしょうか?
もしくは「一度業績を上方修正したからといってそれが継続するかどうかはわからない」ので、それをベースにトレードするのはスイングトレードの領域であり、はっしゃん式の長期投資にはそぐわない、とかでしょうか?
よろしくおねがいします。
【回答】
上方修正や月次情報など、決算に準ずる判断材料が出たときは決算期と同じ扱いという解釈で問題ありません。
拙著「はっしゃん式 成長株集中投資で3億円」でも解説させていただいておりますので、よろしければ目を通してみてください。
【質問2】2024-11-17 junt*****@*****.com

お世話様です。
質問:進捗率よりも前年同期比のほうが大事では?
Youtubeの決算勉強会で、はっしゃんさんは「決算は良かったのだが、売られた理由の一つとして、進捗率が低いので。。。」ということをおっしゃいます。
銘柄によっては季節性がありますよね。
例えば
1Q 2Q 3Q 4Q
20% 20% 40% 20%
のような季節性がある銘柄では、上期が終わった時点で進捗率が 40%です。
なので、進捗率の観点よりも、前年同四半期比較をしたほうがいいと思うのです。
株Bizのシステムではチャートの下の表に前年同四半期の理論株価を表示させないのは何か理由があるのでしょうか?
要望
表の中で以下が見たいです。
資産価値 事業価値 理論株価 上昇余地
2023 2Q 999 333 1_332 30%
2024 2Q 1_000 555 1_555 5%
はっしゃんさんは以下のように言われます。
「理論株価が上昇して、株価自体も対理論価値を追いかけている(人気化している)。 この期間に、どのようなファンダメンタルズ要因があるのかを見極め、その要因が今後も続くのかを考えれば、将来予測につながる。」
全くそのとおりだと思いますので、上のような要望をさせてください。
よろしくお願いします。
【回答】
株Bizでは、前年同四半期比は、理論株価チャートの先行指標(赤ライン)で見るようにしています。
慣れると直感的に分かると思いますので、お試しください。
また、ご要望の四半期単位の数値の表示には現在対応しておりません。
こちらは、対応コストが必要になりますが、今後の対応を検討させていただきます。
大きめの機能に追加になるため、すぐには難しいですが、お待ちいただければ幸いです。
【質問1】2024-10-30 junt*****@*****.com

質問です。
株価は人気投票という性格があり、資産価値+事業価値に近づかない銘柄が多々あります。更にその中でも年々理論価値が増えているにも関わらず(つまり成長している)のに、理論値からすると理論値の成長対比低いままの株価があります。
そこで考えたのですが、投資勉強Web - 5年後株価チャートの5年後の株価を自動入力計算を使い、
1)単純に足元の価格対比、5年後の上昇余地が高い銘柄を選んで買うというのはダメでしょうか? 5年あればどこかの時点で見直され(何らかのニュースや雑誌、カブ系Youtuberの紹介、などをきっかけに)多かれ少なかれ理論値との乖離が狭まる可能性が高いのではと思いました。
2)自動計算は直近の財務指標をもとに計算されているのですか、それとも過去数年の傾向から計算されているのですか?
【回答】
1)面白い方法の1つだと思いますが、5年後株価は、成長率の設定がカギになるので、その鈍化などで結果は大きく変わってきます。そこを含めたうえでシナリオを考えらるとよろしいかと思います。
2)自動計算は直近の財務指標から計算していますが、過去データで相関性の検証を行しています。